2013年05月

グラビア界に新たな熱風!上陸!美しすぎる台流ガール

■いまなぜ、台湾?このブームは本物か!?
 AKBが席巻したと言われる日本のグラビア界に新風が吹いている。“台流”と呼ばれる
台湾発のグラビアアイドルたちだ。

 からあげ店の看板娘からグラドルへ転身した「イリィ」、“台湾の篠崎愛”との
異名を持つ「熊熊(ションション)」、台湾のコスプレイヤー界ではダントツの人気を誇る
「Denka(地下室少年)」らが次々とDVDや写真集で日本デビュー。これに“台湾の壇蜜”と
話題の「許維恩(シャロン・シュー)」が加わる。

 いまなぜ、台湾なのか?
「KARAや少女時代、T‐araに続くK‐POPアイドルが定着しなかったこと。さらには韓国の
アイドルは整形も含めて人工的な美人が多いことも関係しているのでは?」とはさる関係者の
指摘。

 対して、台湾アイドルは美人よりも可愛い系。体型もスリムからぽっちゃりまでと、日本の
ファンが受け入れやすい。そして昨年来の日中韓の関係悪化。尖閣や竹島問題で中国、
韓国への拒否感が生まれ、その代わりに“親日派”の台湾に関心を持つ人が増えていることも
大きいと分析する。

 この“台流”ブーム、K‐POPのときのようにCDマーケットやイベントの集客で成功を
おさめるどうかはまだ未知数だ。女性ファンがその鍵を握るとの予測もある。
今年後半の動きに注目だ。

取材・文/山本寅次郎

台湾
<“台湾の壇蜜”と話題の「許維恩(シャロン・シュー)」>

台湾
<台湾発のグラビアアイドルたち>

いま食卓が危ない!加工食品の80%に混在している遺伝子組み換え食品の恐怖

■刻々と身近になっている遺伝子組み換え問題
 ドキュメンタリー映画『世界が食べられなくなる日』が話題を呼んでいる。長期に渡る
マウス実験による遺伝子組み換え作物の影響を考える内容で、これに対し我が国でも
賛否両論が沸き起こっている。

 「ヨーロッパでは概(おおむ)ね支持されているようですが、偏向ではないかと批判もあります」
とは、パリ在住の映画研究者の意見。だが、ドキュメンタリー映画で公平性を問うのが実は
ナンセンスだ。傑作『水俣病』シリーズ監督・土本典昭(のりあき)は「ドキュメンタリーはどちら側に
寄り添うかが問題だ」と述べている。遺伝子組み換え批判映画は危険性を訴える側に寄り添った
ものなのだから、安全性を訴える側でも作品を作ればいいのだ。

 それはさておき、僕を含め、一般の方は「遺伝子組み換え?食品表示とかしてるし、
日本じゃ危機管理が行き届いてるんじゃないの?」という程度の認識ではないだろうか。
ところが全然違う。日本は遺伝子組み換え植物輸入の最大手なのだ。朝食のフレークや
ドライフルーツも遺伝子組み換え作物が多いという。ご存知のように日本の食料自給率は
驚くほど低い。同じく肥料や畜産用飼料の原料たる穀物も輸入依存である。

※映画『世界が食べられなくなる日』とは?
フランス人監督ジャン=ポール・ジョーが放つ新作ドキュメンタリー。“遺伝子組み換え”と
“原子力”、いのちの根幹を脅かす二つのテクノロジーの三つの共通点を明かす。
仝緻瓩蠅できない、∪こγ罎乏隼供↓B瞭發肪濱僂気譴笋垢い海函C狼緇紊了匐,燭舛、
知らないうちに遺伝子組み換え食品を口にしている。スーパーに並ぶ加工食品の80%に、
遺伝子組み換え作物が混在している。私たちはどんな未来を選ぶのか?
2013年6月8日(土)〜渋谷アップリンクにてロードショー

■我が国の遺伝子組み換え作物への認識・現状
 有機農家の今枝平吉さん(千葉) と畜産家の野村逸夫さん(長野)は、現場の声としてこう語る。
「遺伝子組み換え飼料が危ねえとは聞いてるよ。でも農協の会合とかでは具体的に
何が危ないとか出ないんだなあ」

 「私んところの飼料は基本、兄が栽培している穀物のおこぼれをもらってるんです。豚は
放し飼いで勝手に餌を探させてるから。で、正直言うと、遺伝子組み換え飼料がどういう弊害が
あるのか、詳しくはわからんです。大学の農学部でも畜産科でもバイオテクノロジー作物に
関する研究が一般的見解のみで参考にならんのです。信州大の先生に質問するとバイテクの
学部、生物学との平面的学問の繋(つな)がりがないからと、こうですわ」

 当事者でもこの認識が限界という状況だ。では市民レベルではどうなのか。日本の生協では
10年以上、遺伝子組み換え飼料に対し反対姿勢を取り続けており、毎年リスクテスト結果を
公表している。モンサント社の除草剤ラウンドアップ、バイエルクロップサイエンス社の除草剤
パスタの二種に対する耐性検査がそれだ(表1)。

 除草剤に接触する植物は枯死するが、除草剤耐性遺伝子を組み込まれた植物は枯れない。
遺伝子組み換え種子による作物は育ち、自然由来の植物は枯れるので科学介入による
淘汰(とうた)が起きる。その結果、遺伝子組み換え作物は確実に収穫されるという仕組みだ。
その耐性作物があるか(=遺伝子組み換え作物か)どうかの検査が自主的に行われている。

 「農水省が行うテストの安全基準が低いので我々が行わねばと始まった検査です。
遺伝子組み換え作物を食べて育った牛・豚・鶏がどういった変化を起こし、またそれを
食べた人間がどういったリスクを長期的に負うのかがわからない状況では、消費者の
安全の観点から反対せざるを得ないんです」

 グリーンコープ生協くまもとで働く職員Aさんはこう述べた。さらにAさんの上司が付け加える。
「人間が直接食べる遺伝子組み換え食品への意識はまだ高いが、二次的となる、組み換え
飼料で育った畜産物を食べた場合の問題認識は一般的には低い。公平な長期的検査研究が
なされない限り、反対派と推進派の溝が埋まることはない」

 検査で名前が出るモンサント社とバイエルクロップサイエンス社は欧米最大手のバイテク
企業である。彼らが開発した農薬耐性種子によって起こる弊害報告には、農民が同社の
遺伝子組み換え作物の種子に頼りきりになった場合、品種特性に多様性がないため病虫害や
品種と栽培地帯とのミスマッチが起きたり、種子の値段の高さからかえって農民が困窮する
事例がある。

 困窮する理由は、耐性種子は使用するたびに毎回許諾料を社に支払う義務があるからだ。
また、ラウンドアップ使用で枯死しない雑草が独自進化してしまい、想定外の農薬が必要になり、
この農薬への耐性をもった種子を開発するという本末転倒な事態も起こっている。欧州連合や
アメリカの独立系農家が反対運動を起こしているのはこうした事情によるものも大きい。

 つまり遺伝子組み換え作物の危険性とはまた別に、農家の金銭的負担が大きいことや、
その結果植物環境の変化を引き起こすことが危惧(きぐ)されているのだ。
「日本の場合は農協や組合の保護下にある。だからリスクに対しての意識が低いのではないか」
こうグリーンコープ生協さが職員は語った。

取材・文/岸川 真

遺伝子
<表1>生協が発表している遺伝子組み換え飼料への耐性作物があるかの検査結果

“ちぎるだけ”レシピが150万部!主婦ブロガーsyunkon、人気の理由とは・・・

 驚くほどさまざまな種類のレシピ本がある。ジャンル別、シーン別、料理研究家別など、
弊社からだけでも山ほど出版されているが、そんななかでシリーズ3冊で累計150万部を
突破した『syunkon カフェごはん』(宝島社刊)を紹介したい。

 カフェごはんと聞けば、どうせこじゃれた内容だろうと思いきや、さにあらず。同書の著者、
山本ゆりさんは、大阪在住のごくふつうの主婦。だが、「主婦であるからこそのこだわりが
読者の共感を得た」と担当編集者は説明する。

 そのこだわりとは、「山本さんはレシピ本が大好きで、いろんな本を読むのですが、高級食材
などを使うのではなく、むしろ安い食材や家にある残りものを使って、カフェのような
おしゃれ料理やファミレスの人気メニューのような料理を実現してしまう」(担当)ということ。

 残りもので素敵?要するに、一人暮らしの彼の家の冷蔵庫にあった余りもので、彼が想像すら
できない料理を作る彼女みたいなものらしい。確かにそれならすごそうだ(笑)。さらに同書には
包丁を使わない“ちぎるだけ”レシピや、“レンジでチンするだけ”レシピも多数。とにかく徹底的に
簡単なのだ。しかも過度に飾ったり、気取ってないのが魅力。実際、本の帯や宣伝にはレシピ本
らしからぬ文句が並ぶ。

 曰く「どの家にもありそうな材料で作れる」「面倒くさがりでも作る気になる楽ちんレシピ」
「よっぽどのことがない限りできる」「調味料やトッピングはほとんど同じ」。中の説明も同じく、
ブレていない。「チューブでペペッと」「ないならないでOK」「ねぎ、いりませんでした」など、
脱力ぶりがほどよい。料理で頑張らなくていいんだよというスタイルが受けているようだ。

syunkon
『syunkonカフェごはん』シリーズ3冊はいずれも780円(税込)で弊社から発売中

円満離婚でも○○億円!?セレブの「慰謝料」ランキング

 各方面で活躍するセレブたちは、莫大な財産を持っている。当然、妻を裏切ったときの
慰謝料も桁違いとなる。記憶に新しいところではタイガー・ウッズだろう。ウッズは過剰な性欲
による浮気で、妻に750億円もの慰謝料を支払うことになった。醜聞の影響は大きく、ウッズの
スポンサー企業株主には120億ドル(約1兆2000億円)の損失が出た可能性まで指摘された。

 2位のベテラン俳優、モーガン・フリーマンは、24年間連れ添った妻に400億円を渡すことに
なった。3位マイケル・ジョーダンは17年、4位ニール・ダイアモンドは26年と、いずれも短くない
結婚生活があったため、どちらも150億円という高額の慰謝料。

 一方、10位のポール・マッカートニーはたった4年ほどの結婚生活であったが、60億円の慰謝料。
これを高いと見るか安いと見るか。全世界で知らない人はいない、生ける伝説であるポールの
収入にしてみたら、はした金といったところかもしれない。8位のブルース・ウィリスの離婚理由は
浮気ではなかったようで、デミ・ムーアとは円満に別れている。だが、それでも90億円だ・・・。

慰謝料
<セレブの離婚「慰謝料」ランキング>

乳がんではないのに、乳房を摘出手術!「過剰診断」により“作られたがん患者”とは?

 日本人女性のがん罹患部位の1位は乳房と言われ、乳がん検診への意識は年々高まって
いる。だが「過剰診断のリスクも多い」と指摘するのは、“がんの裁判官”とも呼ばれる
病理医の福嶋敬宜教授である。

 がんなどの病気の疑いがある組織や細胞を顕微鏡で見て、病気を診断する「病理医」として、
多くの症例を診断してきた自治医科大学の福嶋敬宜教授は、「かつて、乳がんを“作り出す”
医者がいた」というショッキングな話を語ってくれた。静岡県清水市(現:静岡市清水区)で、
「乳がんは清水の風土病」と言われていた時期があるというのだ。

■「乳がんではない」のに次々と乳房を摘出手術
 「この地域にあるA病院には『乳がんの名医』として評判の医師がいました。1990年当時、
全国の乳がん発生率は人口1万人あたり2人程度とされていたのに対し、人口24万人の
清水市では、この病院だけで90人も乳がんの手術を受けていたらしいのです」

 その医師が執刀した患者の術後再発率は、ほぼ0%だった。しかも「たくさんの乳がん患者を
治し、救っている名医」として評判になっていたという。

 「しかし、この実績の背景には、とんでもない事実が隠されていました。92年に、この病院で
乳がん手術を受けた患者が、術後の後遺症をめぐって訴訟を起こしたのですが、取り寄せた
カルテには、がんの記載など一切なく、患者は乳がんではないのにもかかわらず、乳房摘出手術を
受けた疑いが出てきたのです」

 その後の調査で、この医師から乳がんと宣告された患者の中から、他の病院では「乳がんでは
ない」と診断されたケースが次々と出てきて、「乳がんの名医」は一転、“乳がんを作り出す医師”に
なってしまったというのだ。

■肺がん、乳がんに多い過剰な診断、過剰な治療
 なぜ、このようなことが起こったのか。
「現在のがん診療では、緊急時や例外的な症例を除いて、病理診断のエビデンスなしには
外科医が患者の体にメスを入れることはほとんどありません。しかし、一方でそれに対して
明確な規則があるわけではなく、実際のところは担当医の裁量に任されているのです。
このため “作られたがん患者”が生まれてしまう可能性があると言えるのです。A病院の
ような例は論外ですが、日本の医療現場において過剰な診断(オーバー・ダイアグノーシス)、
過剰な治療(オーバー・トリートメント)は、新たな問題のひとつです」

 日本のがんの判断基準は世界に比べてどうなのか。福嶋教授が解説する。
「日本の内視鏡検査や画像診断のレベルは高く、そのため非常に早期のがんが見つかる
ようになりました。胃がんの診断や治療などは、まさに世界のトップレベルだと思います。
しかし、その一方、がんの一歩手前の状態やがんに似た良性病変も『がん』として扱われて
しまう危険性があります。そのような病変は実はそのあともほとんど進行しないものかも
しれないのです。その患部だけを小さく切り取るような治療だけであれば、あまり問題は
ありませんが、過剰な治療によって必要以上の肉体的・経済的ダメージを被ることもありえます。
そのような行き過ぎた診断・治療に警鐘を鳴らす意味で、私は『作られたがん患者』と
表現することもあります。特に、多くの小さながんが見つかるようになった胃がん、
肺がんや乳がんに多い問題と言えるでしょう」

■3分の1以上が過剰診断の疑い「マンモ検診」
 2009年7月、国際的な医学雑誌『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』に掲載された
調査結果に「注目すべきデータがある」と福嶋教授が言う。

 「英国、カナダ、オーストラリア、スウェーデン、ノルウェーでの乳がん検診データを評価した
ところ、マンモグラフィー検診で見つかった乳がんのおよそ半数(52パーセント)は過剰診断で、
また上皮内がん(がんが乳管内にとどまっている段階)を除外して浸潤性(がん細胞が乳管の
周囲にも拡がった段階)の乳がんだけを見ても、過剰診断の割合は35パーセントと推定される、
というのです。つまり、マンモグラフィー検査で異常が認められた患者の3分の1以上が過剰診断
にあたる、ということです。この論文は海外の施設でのデータであり、最終的な結果(病理診断結果)
が書かれていません。多少注意して解釈すべきではあるのですが、過剰診断への注意喚起の
役割を果たす報告と言えるでしょう」

 では、過剰診断は「ある」ものだとしたうえで、検診を受ける側が気をつけるべきこととは何か。
「検査結果がたとえ『がん』だったとしても、たとえば乳がんなどでは緊急事態というのはまず
生じないと考えてよいでしょう。ですから、過剰に心配せず、それぞれの検査結果をひとつずつ
確認し、理解しながら進めていくことが大切です。そして、治療に入る前には必ず病理診断の
結果を説明してもらって下さい」

取材・文/新家美佐子

乳がん
【男女別がん検診受診率(40歳以上)】
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