2012年05月

年の差なんて関係ない!?急増する40代女子♥20代彼氏

加藤茶や堺正章の結婚で話題となった「年の差婚」。
男性だけかと思いきや、先日結婚を発表したドリカムの吉田美和のように、見た目も若い“40代女子”と
20代男性の「逆年の差カップル」が増えている。その理由と背景を探る。

◆いまや4組に1組が「姉さん女房」の時代

 じつは厚生労働省の統計によれば、妻が年上の夫婦は2000年以降増加傾向にある。
10年にはなんと全体の23・6%つまり、およそ4組に1組が年上女房という数字が出ている。
しかもその内訳をみると、女性が「4歳以上、年上」という年齢差の開いた夫婦が6%以上いる。

 今回、編集部では全国の40代女子200人にアンケートを行った。
その結果、約9割が年下男性との交際もありだという結果になった。
 なぜいま年下男性を選ぶ40代女性や、年上女性を選ぶ20代男性が増えているのか。

 心理学者で現代の恋愛事情に詳しい明治大学文学部教授の諸富祥彦氏が説明する。
「現在、大学生に恋愛のアンケートを採ると、男子の7割が『恋愛するなら年上がいい』と答えるんです。
恋人にしたい女性タレントに『黒木瞳』と書いてくる学生もいます。現代の20代男性は『キレイなら年齢に
こだわらない』ので、かなりの年上女性であっても恋愛対象になるようです」 

 もちろん女性側の意識も変化している。年間300件もの離婚相談を受けるという丸の内ソレイユ法律
事務所の中里妃沙子弁護士も、最近は相談の内容にやや変化が見られると語る。

 「40代の既婚女性が離婚したいというとき、『じつは年下の恋人がいて……』というパターンが増えてきました。キャリアのある共働き女性だけでなく、専業主婦の方からもこうした相談を受けますね」

P122年の差カップル特徴

◆40代女子たちが求める猝し〞と爐箸めき〞

 ではいまの40代女性にとって、20代男性はどこが魅力なのか。

 「ずばり、コミュニケーションスキルですね。アラフォーともなれば女性も男性もそこそこプライドが
ありますから、同世代だとぶつかることも多い。けれど、いわゆる草食系のメンタリティを持つ
20代男性は、決して上から目線でモノをいいませんし、細かなところまで気配りできる。
彼らが女ゴコロをくすぐるような接し方をしてくれれば、女性としては『自分をこんなに大事にして
くれるのか』と感激するのは自然な反応です」(諸富さん)

 心理学的には、完璧な相手より、経験やスキルなど何か足りない相手のほうが「補い合える」と
いう気持ちが働き、甘えやすいという。アネゴ肌だが甘えたい気持ちもある40代女子にとって、
相手が未熟だからこそ、自分の弱さをみせることに抵抗がない。 
 また、自分の若さは衰えていくけれど、実際に若い異性とつき合うことで「自分もまだ若い」と
思えるし、若者カルチャーと接する刺激で気分も華やぐ。

 そう考えると、犲磴〞は何重にも価値があるのだ。「いってみれば、猝し〞と爐箸めき〞。
40代女性たちが求めているのはこれでしょう」(諸富さん) 

 一方、何といっても体力的な優位性に惹かれている、と考えるのは中里さん。「まだ独身の
アラフォー女性にとっては出産も視野に入れての恋愛ですから、単純に生殖能力も『若い方がいいよね』
と思う部分があります。

 女性からすれば、同世代以上の男性はいかにもオジサンだから、自分と釣り合うのは年下と
考えるのも無理はないですよね」 確かに男女雇用機会均等法の施行などにより、社会へ出ることが
当たり前となったこの世代の女性たちは、いくつになってもおしゃれや美容に手を抜かず、仕事や
自分磨きに対する努力を厭いとわない。

 「最近は40代といっても爛ぅ韻討觸性〞が多い。実際に若い恋人がいるのは、実年齢より
見た目が若い人ですね」(中里さん)
P123年の差カップルの本音

・中里妃沙子(なかざと・ひさこ)
丸の内ソレイユ法律事務所所長。
年間300人以上の離婚相談者の相談を受けている。忙しいときは、1カ月先まで相談の予約で
埋まってしまうというほどの人気。2011年には著書『離婚したい!』が出版された。

・諸富祥彦(もろとみ・よしひこ)
明治大学文学部教授、教育学博士、臨床心理士。
心理カウンセラーとして、現代人の心理を分析した著作多数。2011年にはマーケティングライター・
牛窪恵氏との共著『【年の差婚】の正体』(扶桑社)が出版された。

日本初!! 猫がついてくるマンションって!?

 日本初の猫つきマンションがあるというので、大いに興味がわいた。
マンションに猫がゴロゴロしているのかな? いろんな妄想がわく。 

 今回見に行ったのは文京区春日の「伝通院チェリーマンション」という物件だ。出迎えてくれたのは、
マンションの経営管理をしている「株式会社 和居」社長の荒川友美子さん。そもそもこれは荒川さんの
猫好きが高じて始まったらしい。

 システムとしては、通常の賃貸マンションの契約と、猫を飼う場合は面接をして飼い主としての
適性を見る。そして大塚にある、捨て猫や迷い猫を保護・管理する団体「NPO法人 東京キャット
ガーディアン(TCG)」にいる猫ちゃんを長期で無料レンタルする。

ねこ1


 解約して家を出て行くときはそのまま猫の里親になってもいいし、次の環境で猫を飼えないならTCG
に戻すことも可能(できれば連れていってあげてくださいね)。 実際にお部屋を見させていただいたが、
猫用のステップが取り付けられていて、上部には壁穴もあり、どこでも好きなところを行き来できる。

P176ねこ2


 よく考えてますな。 次は猫のいる「TCG」を見に行く。そこには適切に保護・管理された猫が
数十匹おり、24時間体制で運営、飼い主相談もしている。 そこから好きな猫を選べるが、
代表の山本葉子さんによる審査がある。

 まあ猫に対する愛情があれば大丈夫なのかなと。 これは猫にも猫を飼いたい人にも非常に
都合のいいシステムで、猫好きオーナーと保護団体の協力で実現した夢のコラボだ。マンションに
住人の喜ぶ付加価値をつけるのは時代の流れだし、このプロジェクトはもっと普及するでしょう。


◆月刊宝島 連載「木村和久のトレンドをゆく」より
木村和久・・・(きむら かずひさ)コラムニスト&トレンドウォッチャー。
明治学院大学卒業後、『平成ノ歩キ方』を著してベストセラーに。『キムラ総研』など著書多数。

橋下徹市長に足りない「人間論」 〜参議院議員・弁護士 丸山和也氏インタビュー〜

過激な発言とは裏腹に、ベールに包まれた人間・橋下徹の内面。人気番組「行列のできる法律相談所」出演時代から橋下氏を知る丸山和也参議院議員にその人物像を聞いた。
無題
〜参議院議員・弁護士 丸山和也氏インタビュー〜

橋下市長率いる「維新の会」に対する期待感が高まっている。
先日、僕は小沢さんの地元である岩手県に行ったけれども、大阪から遠く離れた地方であるにもかかわらず、県民の「維新の会」への関心は低いとは言えず、期待を込めた評価をする人が多かった。 

次期総選挙で「維新の会」がかなりの議席数を獲得する可能性は高い。ただし、その後彼らが外交や防衛の問題もある国政の舞台でどれだけ力を発揮できるかはまったくの未知数だ。
大阪都構想から見る限り橋下市長は大阪を競争力のある、富を稼ぐことのできる強い国際都市にすべきと考えている。それは僕も同じ考えだし、競争原理を導入すること自体は必ずしも間違いではない。

そのためには、涙をのんで何かを切り捨てるという場面もあっておかしくない。ただ、彼の政治姿勢から見えてこないのは、人間論とその延長上にある個々の人間に対する思いやりだ。これは、政治家自身の言葉や行動から滲み出るもので、政策とはまた違ったものだ。

『行列のできる法律相談所』に一緒に出演していたとき、こんな問題が出題されたことがあった。
それは「不動産売買において、過去に自殺があった物件の場合、それを告知する義務があるかどうか」といった趣旨だったと記憶している。
私は、不動産価格に本来無関係な自殺を結びつけることのほうが人間の尊厳を傷つける、差別的発想だという持論を持っていたので「不動産の価値と関係ないから告知する必要はない」と答えたが、彼は「自殺したのなら告知しなければいけない。そのために物件の価格が下がるのは仕方がない」という考え方だった。

法的な解釈は置くとして、なぜそのことを覚えているかというと、既成の概念に捉われない発想をすると思われがちの彼にしてはあまりに通俗的な考え方で失望したからであるが、ひとつの原因は彼の思想のなかに人間論が乏しいからだと感じた。

その後、彼が山口県の母子殺害事件で弁護団に対し懲戒請求を呼びかけたのを聞いて、僕は驚いた。
弁護士というのは、たとえば刑事事件の被告のように、罪を犯した人、世間から指弾されるようなことを誤ってしてしまった人をも弁護する。これはどのような者にも人としての尊厳を認めその上で公正に処罰せんとする思想であって近代法治国家の柱だ。
しかし彼は個人的な感情と弁護士の重い使命を区別できなかった。そのあたりに彼の人間観の未熟さが露呈していたと僕は思う。

もう一つ残念だったのは、4年前に大阪知事選に立候補した時のことで、僕も応援に行ったがその時彼が僕に大阪の知事は「貧乏クジかもしれませんよ」といったことがあったが、当選直後のインタビューでキャスターの安藤優子さんからその発言を確認された時にそのことを認めようとしなかった。

貧乏クジかもしれないと言ったことで世間の批判を受けると思い隠そうとしたんだろうが僕は「アレこいつ何言ってるのか」と思ったね。僕としては彼が貧乏クジでもやるからこそ値打ちがあると考えていたから。
堂々とそう言わないのにいささか失望し小さいと思ったね。つまり、本当のことより、マスメディアを通して表面的にどう受けとめられるかで判断したんだろう。
多分その前に福田元首相が、首相になるのは貧乏クジかもしれないと言って批判を浴びた前例があったから、それを気にしたのだろう。まあ大人気ないから僕はその場で敢えて突っ込まなかったが。

しかし、いずれにしてもリーダー論を考えるとき、彼の強権的な態度を、本当の意味での「強さ」と誤解してはいけない。あの一見過激な物言いも、知事、市長から職員へという主として上から下への流れである。

他方、彼は常に派手な話題を提供し続けなければ自分が普通の人に見られ期待されなくなるという難しいジレンマを抱えている。このような宿命的ジレンマを抱えながらも今後真に彼に求められるものは人間的な深み、即ち「人望」である。

そのためには、自分の言葉で「人間」を語れることだと思う。その時期が来たらじっくり話をしてみるのも悪くないと思っている。
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