細部にこだわるリポートが思わぬ波乱を巻き起こす――。街の小ネタから編集部が取材で拾った怪情報まで、記事にならなかった情報を集めた今月のサイド・ストーリー集<「足」で見つけたB級ニュース総集編 一番町情報局TOP10>から、その一部を紹介。

【5位】 ソチ五輪異聞・10日間続いた「羽生の隣のおばさん」ブーム

一番町情報局・5位 ソチ五輪金に輝いた羽生結弦。SP100点越えは見事としか言いようがないが、静かな話題となったのは「隣のおばさん」の仰天表情。
「コーチか」「母か」「通訳か」と話題になったが、実はこの人、レッキとしたスケート連盟のフィギュア強化部長、小林芳子氏。
 ここまでは知っている人も多いが、小林部長の夫が元プロ野球外野手ということはあまり知られていない。1978年ドラフトで阪急に4位指名された小林晋哉氏がその人で、現在はDeNAスカウト。以上。


【10位】 麹町界隈で「ラーメン戦争」勃発 「安さが売り」日高屋危うし

一番町情報局・10位 編集部にほど近い麹町に「俺の創作らぁめん 極や」がオープン。30メートルほどの並びに3軒のラーメン屋が出没、さらに付近の新宿通り沿いにも刀削麺、つけ麺店などがひしめく「ラーメン戦争」エリアとなっている。「極や」ができる前にあったのは24時間営業の「いわもとQ」。同店マニアとして知られ、夜中に隠れて酒を呑むのが趣味だった編集部長老Oの嘆きは深い。それぞれ深夜遅くまで営業しているラーメン店。近くには老舗の出版社もあり、そのうち編集部員のオアシスとなるかも。



(記事の全文は『月刊宝島』2014年4月号に掲載)