■群れるとやり放題。それが警察官の本性だ
 警察官に指摘された交通違反容疑を認めようとせず、警察官が身分証明をみせないなら免許証も
提示したくないとこだわった本紙記者Tは、自ら進んで警察署への任意出頭を選んだ。だが、本署の
入り口前で待ちかまえていたのは4人の警察官による制圧行為。これまでのやり取りを録音している
ことを伝え、その場を去ろうとしたところ、足払いをかけられ転倒した。Tの両手には手錠が食い込み、
警察官たちは叫んだ。「午後○時被疑者逮捕!」

 それから3カ月。逮捕時の警察官による暴行で左脚を粉砕骨折、さらに頸骨骨折も判明し全身麻酔
6時間に及ぶ手術を経て、Tはようやく松葉杖で動けるようになったところである。警察には、内部の
不祥事を組織ぐるみで隠そうとする体質が染みこんでいる。逮捕時の状況と、その後の警察の対応に
釈然としないTは、幾度も担当の警察官に説明を求めたが結局はなしのつぶて。進退窮まって、警察
との折衝に実績のある弁護士を通じ正式の問い合わせを出したのだった。

警察




<警察からの通知書>

■法律は専門外の警察。公式文書は無知な作文
 写真の通知書という形で回答があったのは、問い合わせから2カ月を経過する直前。とりつく島もない
完全否認という内容だったが、警察署長の公印が押された書面によって新たにさまざまな問題が明らか
になった。

(以下、写真の通知書の番号に対応)
1.任意出頭先の本署正面口で逮捕されたのだが、道路交通法容疑での逮捕は現場以外では
認められていない。つまり、これは令状なしの違法逮捕だったのだ。
2.違反事実から3カ月も過ぎた書類送検は、逮捕時に警察が正規手続きを怠り、必要書類などが
不足して送検できなかった証明だった。
3.4.制圧行為とは暴行のいい換え。だが戦争で敵を殺戮するのが正義と同様、法律に認められた
行為には一点の問題もないというのが警察の立場。ただし逮捕は現場でなければならないという点は
無視したままだ。
5.逮捕に際して証拠品として正式に押収されたままの自動車は“預かった”といい換えられた。

いい繕うほどにボロがでてくる警察の見解。
さて、法律違反を続ける自称正義の味方たちとの今後の展開は?(続く)