切り干し大根(西日本では千切り大根)をご存じない方はいないだろう。大根を千切りし、天日に
干すことで栄養を凝縮させたもの。その切り干し大根をお茶にしたアイデア商品が登場する。
漢方・健康食品メーカーの(株)シンギーが「食べるお茶」シリーズ第1弾として3月16日に発売する
「切干し大根茶」だ。

 切り干し大根の栄養価は高く、特に食物繊維、カルシウム、鉄分、ビタミンB1、ビタミンB2が豊富。
外食が多く、脂肪を過剰摂取しがちな現代人の救世主となり得る快便の友だが、水でもどすため
少し調理に手間がかかるのと、煮物を作ると栄養素が流れ出てしまい、かといって煮汁を飲むのは
塩分や糖分の関係でなかなか難しいのが問題。これをお茶にすることでクリアした。

 実際、切り干し大根にお湯を注いで飲む人は多い。それでもおいしいのだが、焙煎することでさらに
おいしく飲めるように工夫したわけだ。ただ、切り干し大根は糖分を多く含むため、通常の焙煎だと
焦げついて苦味が出てしまう。試行錯誤の末にベストな時間と温度を発見、開発にこぎつけた。

 原材料は天日干しした大根だけ。だからこそ品質には留意し、徳島県・吉野川沿いの農場で
土壌管理と低農薬にこだわって栽培。添加物フリー、カフェインフリーなので、就寝前にも飲め、子供
にも安心。パックを破ってごはんにかけて食べることもできる。飲んでよし、食べてよしの優れものだ。

切り干し
<ティーパック30個入りで税込1980円。>

文/高岡洋詞