都内に「うさぎカフェ」が急増している。店内で実物のうさぎと直接触れ合うことができ、連日大いに賑わっているという。 

 早速、東京・下北沢の「うさぎカフェおひさま」に足を運んでみた。店内はカフェスペースとうさぎと遊べるスペースに分かれ、約30羽のうさぎが迎えてくれた。 平日は若い女性やカップル、週末には家族連れが大勢訪れる。なかには、仕事帰りにひとりブラリと訪れる男性客もいるとのこと。

うさぎ

「癒し」を求めて(?)うさぎと戯れる女性客

 「ここでうさぎと遊んだ後、実際に飼い始めたお客さんもたくさんいます」と、店長の吉村麻美さん。草食動物のためにおいがきつくなく、飼育しやすいため、マンションで飼う人も増えているそうだ。 

 同店では、30分900円(1ドリンク付き)からの料金でうさぎと遊べる。また、家で飼ううさぎと一緒に入店することもできる。 ためしに店内で販売しているえさ(野菜のおやつ)を与えると、3羽ほどの子うさぎが競うようにしてじゃれてきた。この「ほっこり感」に、きっと多くの人がやみつきになるのだろう。 

 うさぎファン垂涎の「観光名所」も注目を集めている。瀬戸内海に浮かぶ広島県・大久野島には、約300羽の野生うさぎが生息しており、「うさぎの楽園」との呼び声も高い。1971年、近隣の小学校で飼えなくなったうさぎをこの島に放したことから、繁殖が進んだといわれている。

 「昨年はうさぎ年だったこともあり、宿泊のお客様だけでも6万人ほどの方がいらっしゃいました」と同島の観光施設「国民休暇村・大久野島」の川島健さんは頬を緩ませる。これまで年配客が多かったが、最近になり家族3世代や女性ひとりで訪れるケースが増えたという。

 関東からうさぎに会うためだけに、島を訪れるツワモノもいるそうだ。 そういえば、最近芸能界を騒がせた吹石一恵や笹本玲奈のそばにも、うさぎがいた。うさぎは現代人の心の拠り所となっているようだ。